POINT01
秋採用は、どんな企業が行っているのか
秋採用とは、春から夏の選考が一段落した後に、新卒の募集を続けたり、新たに始めたりする採用のことです。冬にかけて募集する冬採用や、時期を決めずに募集する通年採用もあります。企業が秋以降も採用を行う理由には、次のようなものがあります。
52人
2026年9月以降に就活を終えた学生
内定辞退で空いた枠を埋めたい
春に内定を出した学生が辞退し、採用予定の人数に届いていない
春の採用で予定の人数を採れなかった
学生への知名度が高くない企業や、採用を拡大している企業に多い
さまざまな時期に就活する学生に会いたい
留学から帰ってきた学生や、公務員・大学院と迷っていた学生なども対象にしている
新しい事業や拠点のために人を増やしたい
年度の途中で採用計画が見直され、追加で募集が出ることがある
ジョブコミットを利用して就活を終えた27卒の学生1,940人の調査でも、2026年9月以降に就活を終えた学生が52人いました(27卒学生1,940人調査)。秋からの就活でも、内定につながる道はあります。
大切なのは、秋採用を「春に採れなかった企業の残り」と決めつけないことです。理由はさまざまで、秋に会う学生だからこそ評価してくれる企業もあります。
POINT02
探し始める前に、条件を3つだけ決めておく
条件を決めずに探し始めると、求人を眺めるだけで時間が過ぎてしまいます。反対に、条件を細かく決めすぎると候補がほとんど残りません。秋の就活では、次の3つだけを先に決めておくと、探す速さと応募の判断が両立しやすくなります。
絶対に外せない条件を1つ
勤務地、職種、働き方など、これだけは譲れないもの
できれば満たしたい条件を2つまで
当てはまれば優先し、当てはまらなくても候補から外さないもの
避けたい条件を1つ
これまでの選考や説明会で「合わない」と感じたもの
条件が決められないときは、春から夏に受けた企業を振り返り、「話していて楽だった会社」「違和感があった会社」の共通点を書き出してみてください。それが自分の軸の手がかりになります。軸の整理の仕方は就活の軸の決め直し方でも詳しく紹介しています。
ここがポイント
探し始める前に、外せない条件を1つ、できれば満たしたい条件を2つまで、避けたい条件を1つだけ決めておきます。
POINT03
秋採用の企業を探す6つの方法
一つの方法だけで探すと、見つかる企業が偏ります。2〜3個の方法を組み合わせるのがおすすめです。
就活サイトで条件を絞って検索する
「秋採用」「通年採用」「2027年卒」などで絞り込み、募集の締切日や更新日が新しい求人を優先して見ます
気になる企業の採用ページを直接見る
就活サイトに載せずに、自社の採用ページだけで追加募集を出す企業もあります
大学のキャリアセンターの求人票を見る
その大学の学生に来てほしい企業から届いた求人です。職員に「今から応募できる企業」を聞くのも有効です
新卒応援ハローワークで紹介を受ける
公的な窓口で、地元の企業を含めて求人を紹介してもらえます
秋冬の就活イベントに参加する
合同説明会では、その場で複数の企業と話せ、選考の案内を受けられることもあります
就活エージェントに相談する
担当者が、今募集している企業の中からあなたに合いそうな企業を紹介します
ここがポイント
一つの方法だけで探すと、見つかる企業が偏ります。6つの探し方のうち、2〜3個を組み合わせるのがおすすめです。
POINT04
探し方ごとの、うまく使うコツ
同じ探し方でも、使い方次第で見つかる企業の数は変わります。それぞれの方法で、少し工夫するだけで効果が上がるポイントをまとめました。
就活サイト
一度検索したら終わりにせず、条件を保存して週に2回ほど見直します。秋は新しい募集が少しずつ追加されるためです
企業の採用ページ
春に説明会へ参加した企業や、選考を辞退した企業の同業他社も確認します。募集の再開がページの片隅に載っていることがあります
大学のキャリアセンター
窓口で「勤務地は〇〇で、今月中に応募できる企業を知りたい」のように、条件と時期をはっきり伝えると紹介してもらいやすくなります
新卒応援ハローワーク
地元で働きたい人や、応募書類の書き方から相談したい人に向いています。初回は登録に時間がかかることがあるので余裕を持って行きましょう
秋冬の就活イベント
回る企業を事前に決めておき、話を聞いた後はその日のうちに選考の申し込みまで済ませます
就活エージェント
最初の面談で、外せない条件と避けたい条件を伝えます。紹介された企業が合わないときは、理由を添えて断れば次の紹介が合いやすくなります
POINT05
見つけたら急ぐ理由と、今日から1週間でやること
秋採用は、春の採用とは進み方が違います。募集枠が少なく、予定の人数に届いた時点で締め切られやすいうえ、面接の回数が少なかったり日程が近かったりと、選考期間が短い企業も多くあります。説明会の日程も少なく、一度逃すと次の機会がないこともあります。「来週応募しよう」と思っている間に募集が終わることもあるので、見つけたら早めに動くのが基本です。
とはいえ、何から手をつけるかが決まっていないと動き出しにくいものです。次の順番で進めると、1週間で応募先を確保できます。
- 1
1日目
外せない条件・できれば満たしたい条件・避けたい条件を書き出す
- 2
2日目
就活サイトで「秋採用」「通年採用」の条件検索をし、気になる企業をメモに残す
- 3
3日目
大学のキャリアセンターに行くか予約を入れ、今から応募できる求人を聞く
- 4
4日目
就活エージェントや新卒応援ハローワークのどちらかに相談の予約を入れる
- 5
5日目
候補の中から3社に応募する。志望動機は企業ごとに一文だけ変える
- 6
6〜7日目
応募した企業の面接準備をし、新しく見つけた企業を候補に足す
完璧な志望動機ができるまで応募を待つ必要はありません。応募の段階で入社を決める必要はなく、面接は企業を知る場でもあります。秋は締切が早いため、応募しながら準備を進める方が結果的にチャンスが増えます。
1週間たったら、応募した企業の進み具合と、新しく見つかった企業の数を振り返ってください。応募が進んでいなければ探す時間を減らし、候補が増えていなければ探し方を一つ足す、というように、次の週の動き方を調整していきます。
ここがポイント
秋採用は募集枠が少なく、選考期間が短い企業も多くあります。「来週応募しよう」ではなく、見つけたら早めに動くのが基本です。
POINT06
知名度より「自分に合うか」で探す
秋採用では、学生に名前が知られていない企業の募集も多くなります。名前を知らないからといって候補から外すと、合う企業を見逃してしまいます。
調査では、入社を決めた理由の上位は「社風・人・雰囲気」(29.3%)と「就活の軸に合っていた」(28.2%)でした。仕事内容や働く人の雰囲気を見て、自分に合いそうかどうかで判断するのがおすすめです。
知らない企業を見るときは、採用ページの社員紹介、仕事の一日の流れ、説明会や面接で会った人の印象を手がかりにしてください。気になる点は、面接の最後の逆質問で聞いて確かめることもできます。
また、春に「大手しか見ていなかった」という人は、同じ業界の中堅企業や、業界を支える取引先の企業にも目を向けてみてください。仕事内容が近いまま、候補を大きく増やせることがあります。
29.3%
入社を決めた理由に「社風・人・雰囲気」を挙げた学生
2位は「就活の軸に合っていた」(28.2%)
POINT07
応募する前に確認したい5つのこと
急いで応募することは大切ですが、最低限の確認をしておくと、入社後に「こんなはずではなかった」となるのを防げます。求人を見つけたら、次の5つを数分で確かめてから応募しましょう。
仕事内容が具体的に書かれているか
配属される部署や一日の流れがイメージできるか
勤務地と転勤の有無
外せない条件に勤務地を入れている人は特に確認します
選考の流れと締切
面接の回数や、いつまでに応募すればよいか
募集の理由
増員なのか、欠員の補充なのか。分からなければ面接で聞いても構いません
働いている人の様子
社員紹介や説明会の雰囲気から、自分が働く姿を想像できるか
すべてが分からなくても応募して大丈夫です。分からなかった点はメモしておき、面接の逆質問で確かめれば、企業研究と面接準備を同時に進められます。
POINT08
秋の企業探しでよくある失敗
秋の就活では、焦りから次のような動き方になりがちです。当てはまるものがあれば、今のうちに直しておきましょう。
探すことに時間を使いすぎて、応募が進まない
候補が5社たまったら、一度応募に切り替えます
春に落ちた企業と同じタイプばかり受けている
選び方を変えないと、同じ結果になりやすくなります
応募数だけ増やして、面接の準備が追いつかない
一度に選考を進める企業は、準備ができる数にとどめます
一人で全部抱えて、情報が途切れる
相談先を一つ持っておくと、新しい求人の情報が入り続けます
持ち駒が途切れたときの立て直し方は、持ち駒ゼロからの立て直し方でも紹介しています。
POINT09
一人で探しきれないときは、相談先を頼る
秋は卒業研究や授業と並行して就活を進める人も多く、求人を探すだけで疲れてしまいがちです。大学のキャリアセンターや新卒応援ハローワークは無料で相談できます。
相談するときは、これまでに受けた企業と、どの段階で落ちることが多かったかを伝えると、紹介される企業と準備の内容がぐっと具体的になります。たとえば「一次面接で落ちることが多い」と分かれば、応募と並行して面接の練習から始められます。相談先は一つに絞る必要はなく、大学の求人とエージェントの紹介をあわせて見ると、候補の幅が広がります。
ジョブコミットでは、大手からベンチャーまで1,000社以上の求人の中から、あなたに合う企業を紹介しています。専任のアドバイザーが面接対策や日程調整まで一緒に進め、最短2週間での内定実績もあります。学生は完全無料で、LINEの友だち追加から相談を予約できます(相談の予約はこちら)。




