POINT01
「失敗」は終わりではなく、春の就活の結果にすぎない
春から夏にかけて内定が出なかったとしても、それは「その時期に受けた企業との結果」であって、あなたの価値が決まったわけではありません。
ジョブコミットを利用して就活を終えた27卒の学生1,940人の調査では、就活を終えた時期のピークは3〜6月でしたが、2026年9月以降に就活を終えた学生も52人いました(27卒学生1,940人調査)。秋からでも巻き返している人はいます。
企業の側も、内定辞退で空いた枠を埋める秋採用・冬採用や、時期を決めずに募集する通年採用を行っています。春の結果を引きずって動きを止めてしまうことが、いちばんもったいない選択です。
52人
2026年9月以降に就活を終えた学生
就活を終えた時期のピークは3〜6月
POINT02
立て直す前に、気持ちと時間を整える
不合格が続いた後は、心も体も疲れています。疲れたまま次の応募を重ねても、面接で力を出しきれません。立て直しを始める前に、次のことを数日かけて整えておきましょう。
就活をしない日を決める
週に1日は就活サイトもメールも見ない日をつくり、睡眠と食事を整えます
就活に使える時間を書き出す
授業や卒業研究、アルバイトの予定を並べ、週のどこで就活を進めるかを決めます
春の就活の記録を集める
受けた企業、落ちた段階、聞かれた質問を、思い出せる範囲でメモにまとめます
落ち込むのは自然なことです。気持ちが重いときの相談先は就活のストレスを誰に相談するかでも紹介しています。
POINT03
ステップ1:うまくいかなかった原因を一つだけ見つける
巻き返しの第一歩は、春の就活のどこでつまずいたかを知ることです。集めた記録を見ながら、次のどれに一番近いかを考えてみてください。
53.9%
就活で一番苦戦したことに「面接」を挙げた学生
一次面接(54.0%)が最終面接(35.8%)を上回った
応募数が少なかった
選考に進む企業の数が足りず、数社落ちただけで持ち駒がなくなった
書類で落ちることが多かった
自己PRや志望動機が、企業に伝わる形になっていなかった
一次面接で落ちることが多かった
結論から話せていない、質問とずれた答えをしているなど、話し方に原因がある
最終面接で落ちることが多かった
その会社でなければならない理由や、入社後のイメージが伝わっていなかった
調査では、就活で一番苦戦したことは「面接」が53.9%で最多で、面接の段階まで回答した人のうち、苦戦したのは一次面接(54.0%)が最終面接(35.8%)を上回っていました。面接でつまずくのは珍しいことではありません。
原因を一つに絞るのは、全部を同時に直そうとすると、どれも中途半端になるからです。いちばん多く落ちた段階から直せば、次の選考で変化を実感しやすくなります。
POINT04
原因別に、何を直せばいいか
原因が見えたら、それに合った直し方を選びます。やることは原因ごとに違います。
応募数が少なかった人
探し方を一つ増やします。大学のキャリアセンターの求人票や就活エージェントの紹介など、自分では見つけられなかった企業に出会える方法を足しましょう
書類で落ちた人
自己PRと志望動機を、第三者に一度読んでもらいます。「結論が最初にあるか」「その企業に合わせた内容か」を見てもらうのが効果的です
一次面接で落ちた人
模擬面接を録音・録画して聞き直します。結論から話す、1つの答えを短くまとめる、の2つだけ意識すると印象が変わります
最終面接で落ちた人
「なぜこの会社なのか」を、仕事内容や働く人と結びつけて話せるよう準備します。入社後にやりたいことを一つ具体的に言えるようにしておきましょう
面接で落ち続けて自信をなくしている場合は、面接に落ち続けてつらいときの考え方もあわせて読んでみてください。
POINT05
ステップ2:応募する企業の選び方を変える
春と同じ基準で企業を選ぶと、同じ結果になりやすくなります。知名度や規模だけで選んでいた場合は、仕事内容や社風を基準に探し直してみてください。
調査では、入社を決めた理由の上位は「社風・人・雰囲気」(29.3%)と「就活の軸に合っていた」(28.2%)で、「給与・待遇」(9.1%)の約3倍でした。自分に合う企業を受けると、志望動機に無理がなくなり、面接でも話しやすくなります。
選び方を変えるときは、春に受けた企業の中で「面接で話しやすかった会社」を思い出してみてください。結果に関係なく、自然に話せた会社には、あなたに合う共通点があることが多いです。秋採用の企業の探し方は秋採用の企業の探し方で詳しく紹介しています。
業界を少し広げる
志望していた業界と仕事内容が近い業界や、その業界を取引先として支える企業も候補に入れます
規模を広げる
大手だけでなく、中堅企業やベンチャー企業にも目を向けます
職種から探す
業界ではなく「人と話す仕事」「ものをつくる仕事」のように、やりたい仕事の内容から企業を探します
選び方を変えることは、妥協ではありません。春の経験を通して、自分に合う働き方が見えてきたからこそできる見直しです。
ここがポイント
春と同じ基準で選ぶと、同じ結果になりやすくなります。知名度や規模ではなく、仕事内容や社風を基準に探し直しましょう。
POINT06
ステップ3:一人ではなく、第三者と一緒に進める
春の就活を一人で進めていたなら、秋は誰かと一緒に進めるのがおすすめです。自分では気づけない話し方のくせや、知らなかった企業を教えてもらえます。
相談先は一つに絞る必要はありません。大学のキャリアセンターで書類を見てもらいながら、就活エージェントで企業を紹介してもらう、というように役割を分けて使うと、それぞれの強みを生かせます。
大学のキャリアセンター
模擬面接や求人票の紹介を無料で受けられます
新卒応援ハローワーク
公的な窓口で、求人の紹介や面接練習を受けられます
就活エージェント
専任の担当者が、原因の振り返りから企業紹介、面接対策まで伴走します
相談するときは、ステップ1でまとめた記録を持っていくと、話が早く進みます。「どこで落ちたか」が伝わると、相手も具体的なアドバイスをしやすくなります。
ジョブコミットでは、1人あたり平均10回以上の面談を行い、春の就活でつまずいた原因を一緒に整理しながら、次の選考に備えます。大手からベンチャーまで1,000社以上の求人を紹介でき、最短2週間での内定実績もあります。学生は完全無料で、LINEの友だち追加から相談を予約できます(相談の予約はこちら)。
ここがポイント
秋は一人ではなく、第三者と一緒に進めます。春の記録を持っていき、どこで落ちたかを伝えると話が早く進みます。
POINT07
立て直しの1か月プラン
3つのステップを、1か月の中でどう進めるかの目安です。授業や卒業研究の予定に合わせて調整してください。
- 1
1週目
休む日を決め、春の就活の記録をまとめる。うまくいかなかった原因を一つに絞る
- 2
2週目
相談先を一つ決めて面談を受ける。原因に合わせて、書類の直しや模擬面接を始める
- 3
3週目
選び方を変えて応募先を探し、3社以上に応募する。面接の練習を続ける
- 4
4週目
選考を受けながら、うまくいった点・いかなかった点をメモする。足りなければ応募先を足す
1か月で内定が出なくても、焦る必要はありません。原因を直しながら選考を受け続けていれば、春とは違う手応えを感じられるはずです。うまくいかなかった選考も、次の準備に使える記録になります。
プランどおりに進まない週があっても構いません。大切なのは、週の終わりに「応募はいくつ進んだか」「直したいところは変わったか」を振り返り、次の週の動き方を一つだけ決めることです。振り返りの時間は短くて十分です。
POINT08
巻き返しの途中でやりがちな失敗
立て直しを始めた後も、焦りから次のような動き方になりがちです。当てはまるものがあれば、早めに軌道を戻しましょう。
原因を見つける前に応募を再開してしまう
落ちる理由が残ったままでは、同じ段階でつまずきやすくなります
春に落ちた企業と同じタイプばかり受けている
業界や規模を少しずらすだけで、話しやすい企業が見つかることがあります
一度の不合格で「やっぱりだめだ」と結論を出す
秋の選考も、合う企業と合わない企業があるのは春と同じです
周りと比べて焦り、条件を下げすぎる
外せない条件まで手放すと、入社後に後悔しやすくなります
相談先を使い始めたのに、記録を共有しない
どこで落ちたかが伝わらないと、相手も的確な助言ができません
周りと比べて苦しくなったときは、周りはみんな内定、自分だけ終わらないときの抜け出し方も参考にしてください。比べる相手を「春の自分」に変えるだけで、進んでいることに気づきやすくなります。
POINT09
秋の就活は、春とここを変える
秋以降の採用は、春とは進み方が違います。次の3点を意識すると、巻き返しやすくなります。
応募は早めに
募集枠が少なく、予定の人数に届くと締め切られやすいため、見つけたらすぐ応募します
選考期間が短い前提で準備する
面接までの期間が短い企業も多いので、志望動機の土台を先につくっておきます
「なぜ今就活しているのか」に答えられるようにする
春の結果をごまかさず、そこから何を学んだかを前向きに伝えます
「なぜ今就活しているのか」には、たとえば次のように答えられます。「春は知名度を基準に企業を選んでいましたが、面接で自分の言葉で話せないことに気づきました。振り返ると、人と直接関わりながら成果を出す仕事にやりがいを感じてきたので、その軸で企業を探し直し、御社の仕事に強く惹かれました」。失敗を認めたうえで、そこから何を考え、どう動いたかを伝えると、前向きな印象になります。
卒業までに決まらなかった場合も、既卒として就活を続ける道があります。ただし在学中の方が応募できる企業の幅は広いのが一般的なので、まずは今の時期を大切に使いましょう。
ここがポイント
秋採用は枠が少なく選考期間も短めです。見つけたらすぐ応募し、「なぜ今就活しているのか」に答えられるようにします。




