就活コラム/大学4年生向け2026年10月3日公開/ジョブコミット編集部

10月でまだ就活中の人がこの時期にすべきこと|内定式の時期でも焦らず進める秋の就活

10月でまだ就活中の人がこの時期にすべきこと|内定式の時期でも焦らず進める秋の就活

ANSWER

この記事の結論

10月でまだ就活中でも、秋採用や通年採用で新卒を募集している企業はあり、ここから内定を得ることはできます。この時期にやるべきなのは、(1)今も募集している企業を集中的に探す、(2)応募から面接までの間隔を短くする、(3)面接での「なぜ今も就活しているのか」への答えを用意する、の3つです。一人で探すより、求人情報を持っている相談先を使う方が早く進みます。

POINT01

10月に就活中の人は、あなただけではない

10月は内定式の時期で、SNSや友人の話から「自分だけ取り残されている」と感じやすくなります。でも、この時期に就活を続けている学生は少なくありません。部活や研究、公務員試験などで春に動けなかった人、春の内定を辞退して改めて探している人など、事情はさまざまです。

ジョブコミットを利用して就活を終えた27卒の学生1,940人の調査では、2026年9月以降(4年生の秋)に就活を終えた学生が52人いました(27卒学生1,940人調査)。秋になってから就活を終える人は実際にいます。焦る気持ちは自然なものですが、比べる相手は周りではなく、昨日の自分です。ここからは、10月に何をどの順番で進めればいいかを具体的に見ていきます。

52人

2026年9月以降(4年生の秋)に就活を終えた学生

27卒学生1,940人調査(ジョブコミット調べ)

POINT02

10月にやるべき3つのこと

秋の就活は、春に比べて募集している企業の数が限られます。だからこそ、やることをしぼって動きます。

  • 今も募集している企業を集中的に探す

    就活サイトの新着求人、大学に届く求人、秋採用・通年採用を行う企業を中心に、今週中に10社ほど候補を集めます

  • 応募から面接までの間隔を短くする

    秋は選考が早く進む企業も多いので、気になったらその週のうちに応募します。書類は使い回しせず、最低限その会社の名前と理由を入れて直します

  • 「なぜ今も就活しているのか」への答えを用意する

    面接で聞かれることが多い質問です。言い訳ではなく、これまでの就活で気づいたことと、今の会社を選んだ理由をつなげて話します

秋採用の企業は、募集の期間が短かったり、採用する人数が決まり次第締め切ったりすることがあります。「来週応募しよう」が「もう締め切られていた」になりやすいのが秋の特徴です。迷ったら先に応募し、選考を受けながら考えるくらいの速さで進めてください。

ここがポイント

秋の募集は期間が短く、決まり次第締め切られることも。迷ったら先に応募し、選考を受けながら考える速さで進めます。

POINT03

10月の週ごとの動き方

10月は、授業や卒業研究も本格的に始まる時期です。就活の時間を確保するために、週ごとにやることを決めておくと、焦りに振り回されずに進められます。

  1. 1

    1週目:候補を集める

    就活サイト、大学の求人、相談先からの紹介を合わせて10社ほどの候補を集め、一覧にします。キャリアセンターや就活エージェントの面談もこの週に入れます

  2. 2

    2週目:まとめて応募する

    候補のうち、少しでも働くイメージが持てる企業に応募します。書類は「なぜこの会社か」の一文だけでも必ず書き直します

  3. 3

    3週目:面接の準備と本番

    「なぜ今も就活しているのか」を含め、よく聞かれる質問の答えを声に出して練習し、始まった面接に臨みます

  4. 4

    4週目:見直しと追加

    一覧を更新し、選考中の企業が減っていたら候補を追加します。うまくいかなかった質問は、その週のうちに答えを作り直します

授業のない曜日や空きコマを先に就活用に決めておくと、面接の日程調整で迷わずに済みます。オンラインで面接を受けられる企業なら、大学の空き教室やキャリアセンターの個室を使えるか確認しておくと安心です。

POINT04

卒業までの見通しを立てておく

10月から先の動きを月ごとに見通しておくと、「いつまでに何をすればいいのか」が分かり、不安が少し軽くなります。次の流れはあくまで目安です。

  1. 1

    10〜11月

    秋採用・通年採用の企業に集中して応募する時期。選考中の企業を常に3社以上に保ちます

  2. 2

    12月

    年末は企業の動きがゆるやかになることもあるので、それまでに選考を進めておきます。この時期も募集を続ける企業はあるので、応募は止めません

  3. 3

    1〜2月

    卒業論文や試験と重なる時期です。冬採用で募集する企業にも目を向けつつ、学業と両立できる量に調整します

  4. 4

    3月

    卒業まで就活を続ける場合は、キャリアセンターや新卒応援ハローワークに、卒業後の相談の仕方も確認しておきます

見通しを立てる目的は、焦るためではなく、今週やることを一つに決めるためです。卒業までの期間を数えて不安になるより、今週の応募と面接に集中してください。予定どおりに進まない月があっても、翌月に取り戻せば大丈夫です。秋から冬にかけても、新卒の募集が完全になくなるわけではありません。

POINT05

秋に応募先を選ぶときのチェックリスト

秋は「とにかく早く決めたい」という気持ちが強くなり、よく調べないまま応募や入社を決めてしまうことがあります。急ぐことと、確かめずに決めることは別です。応募する前と、内定が出たあとに、次の点を確かめてください。

  • 仕事の内容が具体的に分かるか。 募集要項に、入社後に担当する仕事が書かれているかを見ます。分からなければ説明会や面接で質問します
  • 働く場所と勤務時間を確かめたか。 勤務地、転勤の有無、勤務時間や休日など、生活に関わる条件を確認します
  • 社員の様子を一度は見たか。 説明会や面接で、一緒に働く人の雰囲気を感じられたかを振り返ります
  • 自分の軸と合うところを一つ言えるか。 「なぜこの会社か」を一言で言えれば、志望動機も書けますし、入社後の納得感にもつながります

全部の項目が完璧にそろう会社を探す必要はありません。ただ、分からない項目を分からないまま決めないことは大切です。迷ったときは、相談先の担当者に一緒に確認してもらうと、聞きにくいことも整理して確かめられます。

POINT06

「なぜ今も就活しているの?」と聞かれたら

この質問で企業が見ているのは、過去の失敗ではなく、そこから何を考えて今ここにいるのかです。次の流れで答えると伝わりやすくなります。

  • 事実を短く伝える

    「春から就活を続けてきましたが、内定には至りませんでした」

  • 気づいたことを話す

    「振り返ると、知名度で企業を選んでいて、自分の軸が定まっていなかったと気づきました」

  • 今の軸と、その会社を選んだ理由につなげる

    「今は〇〇を軸にしており、その点で御社に強くひかれています」

答え方を例で比べてみます。避けたい答えの例は「周りが決まっていく中で焦っていて、まだどこからも内定がなく……とにかく早く決めたいと思っています」。これでは、この会社でなくてもいいように聞こえてしまいます。伝わる答えの例は「春は業界の知名度で企業を選んでいましたが、選考を通して、お客様と長く関わる仕事に一番やりがいを感じると気づきました。御社の担当制の働き方はその考えに合っており、強く志望しています」。どちらも例ですが、後者は気づき→今の軸→この会社の順で話せています。

隠そうとしたり、言い訳を並べたりするより、正直に話して前を向いている姿勢を見せる方が好印象です。

ここがポイント

企業が見ているのは過去の失敗ではなく、そこから何を考えたか。気づき、今の軸、この会社の順で正直に話します。

POINT07

卒業論文や授業と両立するコツ

10月以降は、卒業論文や卒業研究、残りの単位の授業が重なり、就活の時間を取りにくくなります。どちらかを犠牲にするのではなく、次のような工夫で両立してください。

  • 指導教員に就活中であることを伝えておく

    面接で研究室を空ける日があることを先に伝えておくと、予定の相談がしやすくなります

  • 就活の作業を短く区切る

    書類を書くのは30分、企業探しは20分など、空き時間で終わる大きさに分けます

  • 卒業に必要な単位を確認する

    単位が足りずに卒業できなくなると、内定が出ても入社できません。履修の状況は今のうちに確かめておきます

  • 締め切りを一か所にまとめる

    卒業論文の提出日、ゼミの発表日、企業の応募締め切りと面接日を同じカレンダーに入れ、重なる週を先に見つけておきます

卒業研究で忙しい人ほど、「研究が落ち着いてから就活を再開しよう」と考えがちです。しかし、研究が落ち着くころには秋の募集が減っていることもあります。毎週少しでも就活の時間を残しておくことが、両立の一番のコツです。どうしても時間が足りないときは、企業探しを相談先に任せて、自分は面接の準備に時間を使うという分け方もできます。

ここがポイント

研究が落ち着くころには秋の募集が減っていることも。毎週少しでも就活の時間を残しておくことが両立の一番のコツです。

POINT08

秋の就活は、一人で抱えない方がうまくいく

10月以降は、どの企業が今も募集しているかの情報が、就活サイトだけでは集めにくくなります。情報を持っている窓口を使うのが近道です。秋採用の企業の具体的な探し方は、秋採用で新卒を募集している企業の探し方でも詳しく紹介しています。

  • 大学のキャリアセンター

    秋以降に大学へ届く求人を紹介してもらえます。卒業間際まで相談できる大学も多いです。窓口で「今も募集している求人を見たい」と伝えると、すぐに探してもらえることがあります

  • 新卒応援ハローワーク

    卒業予定の学生向けの求人紹介や相談を、無料で受けられます。卒業後も引き続き相談できる窓口なので、今のうちにつながっておくと安心です

  • 就活エージェント

    今も募集している企業を紹介してもらえるうえ、面接対策まで一緒に進められます。一社ごとに面接で聞かれやすいことを教えてもらえるのも、時間の限られた秋には助かります

ジョブコミットでは、大手からベンチャーまで1,000社以上の求人の中からあなたに合う企業を紹介し、専任のアドバイザーが内定まで伴走します。学生は完全無料で利用できます。

POINT09

内定式の時期の気持ちとの付き合い方

内定式の写真や「同期ができた」という話は、どうしても目に入ってきます。見るたびに落ち込むなら、10月の間だけでもSNSを見る時間を減らしてください。必要な情報は、就活サイトや相談先から十分に入ってきます。

気持ちが沈んだときは、今週やったことを一行ずつ書き出すのがおすすめです。「2社に応募した」「模擬面接を受けた」と並べてみると、自分が止まっていないことが目で見て分かります。周りとの比べ方に悩むときは、自分だけ就活が終わらないときの抜け出し方も読んでみてください。

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FAQ

よくある質問

Q10月から応募しても、3月の卒業までに内定は取れますか?

取れる可能性はあります。秋採用や通年採用の企業は選考が早く進むこともあるので、応募を先延ばしにせず、今週から動き始めることが大切です。

Q内定式の話を聞くのがつらいです。

つらく感じるのは自然なことです。この時期はSNSを見る時間を減らし、自分の就活の予定だけに集中するのがおすすめです。気持ちが落ち込むときは、大学の学生相談室にも相談できます。

Q秋採用の企業はどうやって探せばいいですか?

就活サイトの新着求人、大学のキャリアセンター、新卒応援ハローワーク、就活エージェントを組み合わせるのが効率的です。一つの探し方に頼らず、複数の窓口を使ってください。

Q秋に募集している企業は、春と選考の流れが違いますか?

企業によって異なりますが、面接の回数が少なかったり、応募から結果までが早かったりすることがあります。日程の連絡にはできるだけ早く返事をし、面接の準備も前倒しで進めておくと安心です。

Q春に受けて落ちた企業に、秋にもう一度応募できますか?

企業の方針によって異なるので、募集要項や採用ページで確認してください。応募できる場合は、春からの変化や新たに気づいたことを伝えられるように準備しておきましょう。

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