POINT01
やる気が出ないのには、理由がある
就活のやる気が出ない人の多くは、次のどれかに当てはまります。自分を責める前に、どれに近いかを考えてみてください。いくつか重なっている人もいますが、まずは一番近いものを一つ選ぶだけで構いません。原因が違えば、効く対処も違います。
何から始めればいいか分からない
やることが多すぎて、手をつける場所が見えない
働きたい仕事が思い浮かばない
目標がないので、頑張る理由が見つからない
情報を見すぎて疲れている
SNSで周りの就活の話を見るたびに、気持ちが重くなる
体や心が疲れている
授業やアルバイトで余裕がなく、就活に使う力が残っていない
一度うまくいかなかった
インターンの選考に落ちた、説明会で場違いに感じたなどの経験から、また同じ思いをするのが怖い
どれも、やる気や根性の問題ではありません。原因に合わせて、やり方を変えれば動き出せます。
POINT02
原因別:最初に変えること
原因が分かったら、それに合った小さな対処から始めます。全部を一度に直そうとしなくて大丈夫です。
何から始めればいいか分からない人
就活の全体像を一枚の紙に書き出し、「今月やること」を一つだけ決めます。流れがつかめないときは就活は何から始めるかを先に読むと整理しやすくなります
働きたい仕事が思い浮かばない人
「やりたいこと」ではなく「やりたくないこと」から考えます。「毎日満員電車はつらい」「一人で黙々と作業するのは苦手」なども、会社選びの立派な手がかりです
情報を見すぎて疲れている人
就活の情報を見る時間と場所を決めます。具体的なやり方は後で紹介します
体や心が疲れている人
まず睡眠と食事を整えます。就活はそのあとで十分間に合います
一度うまくいかなかった人
選考のない1日の仕事体験や、オンラインの説明会など、落ちる心配のない場から再開します
どれに当てはまるか分からないときは、「就活のことを考えたとき、最初に浮かぶ気持ち」を一言で書いてみてください。「面倒」なら何から始めるか分からない状態、「怖い」なら一度うまくいかなかった経験、「だるい」なら疲れがたまっている状態のことが多いです。気持ちに名前をつけるだけで、次に何をすればいいかが少し見えやすくなります。
POINT03
やる気を待たずに、15分だけ手を動かす
やる気は、動き出したあとについてくることが多いものです。最初の一歩は、できるだけ小さくしてください。今週はこのうち一つだけで十分です。
就活サイトに1つ登録する
プロフィールは後で埋めれば大丈夫です
普段使っている商品やサービスの会社を1社調べる
会社のホームページを5分見るだけでも一歩です
「好きだったこと・嫌だったこと」を5個ずつ書き出す
これが自己分析の入り口になります
就活の予定を1つだけカレンダーに入れる
オンライン説明会など、家から参加できるもので構いません
15分のタイマーをかけて、鳴ったらやめて構いません。「もう少し続けたい」と思えたら続ければよく、思えなければその日はそこで終わりにします。やめてもいいと決めておくと、始めるハードルが下がります。終わったら、やったことを一行だけメモしておきましょう。書いたメモが増えていくと、自分が少しずつ進んでいることが目で見て分かります。
ここがポイント
やる気は動き出したあとについてくるもの。15分のタイマーをかけ、鳴ったらやめてよいと決めておくと、始めるハードルが下がります。
POINT04
やる気に頼らない1週間の進め方
15分の一歩に慣れてきたら、次は1週間の予定を決めてみます。曜日ごとにやることを決めておくと、「今日は何をしよう」と考える負担がなくなり、気分に左右されにくくなります。次の例を、自分の予定に合わせて変えてください。
月曜(15分)
気になる会社を1社調べ、採用ページや社員紹介のページを読む
火曜(15分)
自己分析のメモに、昔の経験を一つ書き足す。楽しかったことでも、つらかったことでも構いません
水曜
休み。就活のことは考えない
木曜(30分)
オンラインの説明会に1回参加する、または録画を見る
金曜(15分)
今週調べた会社について、「いいと思ったこと」を一行ずつ書く
週末
一週間でやったことを見返し、来週やることを一つだけ決める
休みの日を最初から入れておくのがポイントです。毎日やろうとすると、一日できなかっただけで全部やめたくなります。決めた予定の半分ができれば、その週は合格だと考えてください。2週目、3週目と続けるうちに、15分の予定を30分に延ばしたり、説明会を週に2回にしたりと、少しずつ量を増やしていけば大丈夫です。
ここがポイント
曜日ごとにやることを決め、休みの日を最初から入れておくのがポイントです。決めた予定の半分ができれば、その週は合格です。
POINT05
情報に振り回されないようにする
ジョブコミットを利用して就活を終えた27卒の学生1,940人の調査では、情報収集に使ったものはインターネット検索が76.4%で最多、次いでTikTok(20.4%)、Instagram(18.9%)でした(27卒学生1,940人調査)。SNSは手軽に情報が集まる一方、他の人の順調な話ばかりが目に入りやすい場所でもあります。
やる気が落ちているときは、就活の情報を見る時間と場所を決めるのがおすすめです。例えば「夜に30分だけ」「見るのは就活サイトと会社のホームページだけ」と決めると、焦りや疲れがたまりにくくなります。SNSの就活アカウントをしばらくミュートにするのも一つの方法です。必要な情報は、就活サイトや大学からの案内で十分に手に入ります。もし検索やSNSで不安になる話を見つけたら、その場で調べ続けず、メモだけ残して次の相談のときに人に聞くようにすると、一人で考え込まずに済みます。
76.4%
就活の情報収集にインターネット検索を使った学生
次いでTikTok(20.4%)、Instagram(18.9%)
POINT06
やる気が出ないときにやりがちな、逆効果のこと
やる気を取り戻そうとして、かえって動けなくなってしまう行動もあります。当てはまるものがあれば、今日からやめてみてください。
一気に遅れを取り戻そうとする
「週末に自己分析を全部終わらせる」と大きな計画を立てると、終わらなかったときに余計に落ち込みます。遅れを感じているときほど、一回の量は小さくしてください
就活の本や動画を見続ける
情報を集めていると進んでいる気がしますが、手を動かさないままだと不安は減りません。一本見たら、一つだけ自分の作業をする、と決めておきます
やる気が出ない自分を責める
責めるほど就活のことを考えるのがつらくなり、さらに手が止まります。「今日は15分できた」と、できたことの方を数えてください
一人で全部を決めようとする
業界も会社も自分だけで決めようとすると、選ぶ前に疲れてしまいます。迷ったところは人に相談して、決める負担を分けてください
やる気が出ないときに大切なのは、正しいやり方を探すことより、続けられる小ささにすることです。小さく続けているうちに、自然と次にやりたいことが見えてきます。
POINT07
就活より先に、休んだ方がいいサイン
やる気が出ない状態の中には、就活のやり方ではなく、心や体を休めることが先に必要な場合もあります。次のような状態が続いているときは、無理に動こうとせず、まず休むことを優先してください。
- 眠れない、または寝ても疲れが取れない日が続いている
- 食欲がない、好きだったことも楽しめない
- 授業やアルバイトなど、就活以外のことにも手がつかない
- 就活のことを考えると、涙が出たり体が重くなったりする
こうした状態のときは、大学の学生相談室や保健センターに相談してください。誰に相談すればいいか迷うときは、就活がつらいときの相談先の選び方も参考になります。休むことは、遠回りではなく、もう一度動き出すための準備です。休んでいる間は、就活サイトの通知を切っておくと、気持ちが休まりやすくなります。体調が戻ってきたら、この記事の15分の一歩から再開すれば大丈夫です。
POINT08
一人で抱えず、人と一緒に進める
一人だと続かないことも、誰かと予定を決めると動けるようになります。就活の予定を「人との約束」にしてしまうのは、やる気に頼らない一番確実な方法です。友人と「週に一度、近況を報告し合う」と決めるだけでも、手が止まりにくくなります。
大学のキャリアセンター
就活の進め方を無料で相談できます。予約を入れるだけで、就活が一歩進みます。「やる気が出なくて何もしていない」と正直に伝えて大丈夫です
大学の学生相談室
気分の落ち込みが続く、眠れないといったときは、就活の前に心と体のことを相談してください
就活エージェント
専任の担当者と定期的に面談するので、一人では止まってしまう人でも就活を進めやすくなります。次の面談までにやることを一緒に決められるのも、続けやすい理由です
ジョブコミットでは、1人あたり平均10回以上の面談を行い、自己分析から企業選び、面接対策まで一緒に進めます。志望業界が決まっていない段階からでも相談でき、学生は完全無料です。
POINT09
やる気がないままでも、就活は進められる
就活を終えた先輩の中にも、最初からやる気に満ちていた人ばかりではありません。会社を調べるうちに興味がわいたり、人と話すうちに働くイメージがついたりして、少しずつ気持ちが動いていくのが普通です。
大事なのは、やる気がある日にたくさんやることより、やる気がない日にも少しだけ続けることです。今日できることを一つ決めて、15分だけ手を動かしてみてください。
動き出すきっかけは、人によって違います。会社の話を聞いて「ここなら働けそう」と思えたとき、自分の経験が言葉になったとき、誰かに話を聞いてもらえたとき。どれが自分に合うかは、小さく試してみないと分かりません。今週は一つだけ試してみて、来週は別のやり方を試す。その繰り返しで、自分に合う進め方が見つかっていきます。
ここがポイント
大事なのは、やる気がある日にたくさんやることより、やる気がない日にも少しだけ続けること。今日は15分だけ手を動かしてみましょう。




